本文へ移動

クリニックのMEO|診療時間・アクセス・受診案内を正確に届ける

クリニックがGoogleマップ検索で誤解を生まないために、診療時間、カテゴリ、入口写真、予約リンク、クチコミ返信を整える際の注意点を解説します。

クリニックのGoogleビジネスプロフィールで優先すべきなのは、受診前の誤解を減らすことです。診療時間が古い、入口が分からない、予約が必要か判断できない。こうした食い違いは、体調に不安を抱えた人へ余分な負担をかけます。

検索順位を追う前に、今日の診療と同じ情報がGoogle検索・Googleマップへ出ているかを確かめます。

今日受診できるかを誤解させない

診療時間と受付終了時刻を混同させない

プロフィールの営業時間と、受付終了時刻は同じとは限りません。たとえば診療が18時まででも、初診受付が17時30分で終わるなら、その条件を公式サイトや説明文で確認できるようにします。昼休みがある日は、午前と午後を分けて登録します。

祝日、学会出席、設備点検、年末年始は特別営業時間へ反映します。Googleは、祝日や特別なイベントなどで通常と異なる時間を設定できると案内しています。変更が確定した日に、院内掲示、予約システム、公式サイト、プロフィールを同じ順で直す運用が安全です。

通常時間、特別営業時間、臨時休業の使い分けは、Googleビジネスプロフィールの営業時間設定で画面上の確認手順まで整理しています。

営業時間を編集する(Google公式)

カテゴリは実際の診療体制を表すものに絞る

カテゴリは、検索されたい診療名を並べる欄ではありません。クリニックの中心的な診療体制を表すメインカテゴリを選び、追加カテゴリも実態に合うものだけを使います。診療科の変更や増設があったときは、公式サイト側の表記と一緒に見直します。

院名も、看板や公的な表示で使う名称に合わせます。「駅前」「夜間対応」など、正式名称にない検索語句を足しません。Googleのガイドラインは、現実の世界で使っているビジネス名を正確に表すよう求めています。

Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドライン(Google公式)

入口から予約まで、迷う場所をなくす

院内写真より先に、入口写真で迷子を減らす

複合ビルの中にあるクリニックでは、建物の正面だけで到着できないことがあります。最寄りの入口、エレベーター、階数、受付までの経路を、個人が写り込まない時間帯に撮影します。車で来る人が多い場合は、駐車場の入口と提携駐車場の条件も公式サイトで確認できるようにします。

院内写真を撮る際は、患者名、受付画面、カルテ、掲示物の個人情報が写っていないか原寸で確認してください。Googleの写真基準とは別に、院内の個人情報管理ルールを優先します。

ビジネス用写真の種類と基準(Google公式)

予約リンクは対象の診療と利用条件が分かるページへ

プロフィールに予約リンクの項目が表示される場合は、予約を完了できるページへつなぎます。初診と再診で窓口が違う、発熱時は電話が必要などの条件があるなら、ボタンを押した直後に分かる構成が望まれます。

ローカル ビジネス リンク(Google公式)

リンク先を変更した後は、ログインしていないスマートフォンから試します。管理者の端末だけで開けるページや、別院が初期選択された予約画面は、患者側の動作確認で見つかります。

公開情報で正確さとプライバシーを守る

説明文と投稿で治療効果を断定しない

プロフィールの説明文には、診療内容、予約方法、アクセスなどの事実を書きます。個別の治療効果を保証する表現や、根拠を確認できない優位性の主張は避けます。Googleの投稿や写真には、禁止・制限されるコンテンツのポリシーが適用されます。さらに、国内の医療広告規制はGoogleの掲載可否とは別に適用されるため、厚生労働省の案内も確認します。

ビジネスプロフィールのポリシー概要(Google公式)

医療広告規制について(厚生労働省)

臨時休診や予防接種の予約開始など、時期によって変わる情報を投稿する場合は、対象期間と問い合わせ先を明記します。古い投稿だけを見て来院しないよう、公式サイトの最新案内と内容を合わせます。

クチコミ返信で受診の事実を認めない

患者本人がクチコミを書いていても、クリニック側から受診歴や診療内容を公開返信で認める表現は避けます。「先日の治療では」といった書き出しを使わず、一般的な案内にとどめます。個別確認が要る内容は、本人確認のできる窓口へ案内します。

医療・介護関係事業者における個人情報の取扱い(個人情報保護委員会)

返信を検索順位の施策として急ぐより、院内の確認手順を決めるほうが重要です。誰が事実確認し、誰が公開を承認するかを決め、個人情報が入っていない状態で返信します。

公開返信の基本的な骨組みと個人情報を持ち出さない運用は、Googleのクチコミ返信も確認してください。

成果は検索順位だけで決めない

Googleビジネスプロフィールでは、ルート検索、通話、Webサイトのクリックなどを確認できます。しかし、通話ボタンのクリック数は予約成立数ではありません。予約システムや電話受付の集計と同じ期間で比べます。

ビジネスプロフィールのパフォーマンスを確認する(Google公式)

休診日や受付方法が変わったら、診療時間、予約案内、入口、連絡先を同じチェック表で更新します。公開画面と今日の診療が合っていれば、Googleマップ検索から来た人を迷わせません。