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Googleビジネスプロフィールの検索語句から顧客ニーズを読む

Googleビジネスプロフィールの検索語句を、店名、地域・業種、商品・悩みなどに分け、店舗改善へつなげる方法を解説します。

検索語句は、顧客が店を見つけた入口を示します。店名を知って探したのか、地域で業種を探す途中に見つけたのか、具体的な商品や困りごとから来たのかを読み分けるために使います。人気の語句を店名へ足す欄ではありません。

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスでは、プロフィールが表示された検索語句を確認できます。検索語句は月初に更新され、反映まで最大5日ほどかかる場合があります。また、表示された語句そのものを管理画面から操作する機能ではありません。

ビジネスプロフィールのパフォーマンスを確認する(Google公式)

検索語句が「見つけられた入口」を示すのに対し、電話やウェブサイトクリックはプロフィールを見た後の行動です。両者を分けて読む方法は、電話数・ウェブサイトクリック数の確認方法で整理しています。

まず4つの箱に分ける

検索語句を一件ずつ評価すると、表記ゆれに振り回されます。最初は次の4分類で十分です。

分類読み取れること
店名・ブランド山田ベーカリーすでに店を知る人の探索
地域・業種高円寺 パン屋場所と業種で比較中
商品・サービス食パン 予約買いたい物や行動が具体的
条件・困りごと朝早い パン屋営業時間など条件を重視

表記ゆれは同じ分類へまとめます。「高円寺パン」「パン屋 高円寺」を別のニーズとして数えるより、地域・業種のまとまりとして前月や前年同月と比べます。

数が多い語句は、プロフィールとの食い違いを探す

「食パン 予約」で見つかっているのに、プロフィールやリンク先に予約方法がないなら、検索した人は店へ連絡するしかありません。商品欄、投稿、Webサイトのどこで説明するかを決めます。実際に予約を受けていない場合は、検索語句に合わせて提供中のように見せず、「予約販売は行っていません」と案内するほうが親切です。

反対に、店の主力商品が検索語句にほとんど現れないからといって、すぐ失敗とは言えません。検索需要が小さい、カテゴリが合っていない、Webサイトに商品情報がないなど複数の理由があります。まず、Googleビジネスプロフィールのカテゴリ、商品・サービス、公式サイトの店舗ページが現状と合っているかを確認します。

Googleは、完全で正確なビジネス情報が関連するローカル検索に表示されやすくなると案内しています。実際の店名に検索語句を付け足す方法は、正確な情報を保つという原則から外れます。

Googleのローカル検索結果のランキングについて(Google公式)

増減は、店側の出来事と並べて読む

「かき氷」の検索が7月に増えたなら、投稿の成果だけでなく季節要因もあります。テレビ紹介、イベント出店、広告、営業時間の変更も検索のされ方を変えます。月次表には語句の増減と同じ行へ、店側で起きた出来事を一言残します。

新しい語句が現れたときは、次の順で確認します。

  1. その商品やサービスを実際に提供しているか
  2. 対象店舗、期間、利用条件が説明されているか
  3. 検索後に押してほしい電話、予約、Webサイトが正しいか
  4. 店頭で同じ質問や要望が増えているか

ここまで見れば、投稿の題材、Webページの追記、受付案内の改善へ落とせます。投稿候補を作る場合は、店舗投稿のネタ設計も使ってください。

検索語句だけで集客成果を決めない

検索語句は「見つかった場面」の手がかりであり、来店の記録ではありません。地域・業種の検索が増えた後に、ルート、通話、Webサイトの動きがどう変わったかを見ます。さらに予約台帳やPOSへつなぎ、店頭の成果を確認します。

指名検索が多い店と、地域・業種検索が多い店では、同じ表示数でも役割が違います。他店の構成比を目標にせず、自店の変化を同じ分類で追うことが大切です。指標全体の関係はパフォーマンス指標の読み方で整理しています。