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Googleビジネスプロフィールの通話・Webサイトクリックを読み解く

通話ボタンとWebサイトクリックが示す行動、予約や問い合わせとの違い、受付記録やアクセス解析とのつなぎ方を解説します。

通話10件は、電話が10件つながったという意味ではありません。Googleビジネスプロフィールの「通話」は通話ボタンが押された回数、「Webサイトのクリック」はプロフィールからサイトのリンクが押された回数です。予約や購入の完了数とは分けて扱います。

ビジネスプロフィールのパフォーマンスを確認する(Google公式)

通話は、受付記録を足すと初めて使える数字になる

Google公式では、プロフィールに電話番号を追加すると通話指標を確認できると案内しています。押した後に発信をやめた人、営業時間外でつながらなかった人、営業時間の確認だけで終わった人もいるため、ボタンの数字だけで成約を数えません。

受付では、個人情報を増やさない簡単な分類を用意します。「予約」「在庫」「営業時間・場所」「既存客」「営業電話」程度で構いません。忙しい店なら全件でなく、特定の一週間だけ記録しても、電話が必要になった理由をつかめます。

営業時間の問い合わせが多ければ、プロフィールと公式サイトの表示を確認します。在庫確認が多ければ、商品情報や投稿でどこまで案内できるかを検討します。目標は電話件数の削減ではありません。電話でしか解決できない相談へスタッフの時間を使える状態を目指します。

電話番号は、対象店舗へ直接つながる代表番号を設定します。Googleのガイドラインも、各店舗へつながる番号、または個別店舗を表すWebサイトを使うよう求めています。

Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドライン(Google公式)

Webサイトクリックの先に、もう一つ計測点を置く

クリック後にトップページへ着いても、対象店舗を探し直す必要があると離脱しやすくなります。複数店舗では個別の店舗ページへリンクし、住所、営業時間、電話、予約ボタンがプロフィールと一致しているかを確認します。

Webサイト側では、プロフィールから来たアクセスと、その後の予約完了、問い合わせ送信、メニュー閲覧を分けて見ます。計測用のリンクを使う場合は、社内で命名を統一し、URLを変更したときにも引き継ぎます。

Googleは、ビジネスプロフィールとGoogle Analyticsを接続し、Webサイトクリック、通話、ルートなどの集計データを確認する機能も案内しています。利用できる権限や表示項目を確認し、自社の解析方法に合う場合に使います。

GoogleビジネスプロフィールをGoogle Analyticsへ接続する(Google公式)

二つの数字が逆に動いたときに、顧客の用件を考える

通話が減ってWebクリックが増えた月は、予約ページへの導線が使われた可能性があります。ただし、電話がつながりにくかった、検索した時間帯が変わった、広告のリンク先を変えたといった理由も考えられます。

逆に通話だけ増えたなら、緊急性の高い依頼が増えたのか、サイトで情報を見つけられなかったのかを受付記録から確かめます。歯科の急患、修理の当日相談、飲食店の団体予約では、電話が選ばれる理由が違います。他業種の平均値を目標にせず、自店の顧客行動として読みます。

比較するときは、営業日数、広告、キャンペーン、サイト改修、電話受付時間を数字の横へ残します。クリックが増えた直後に予約が増えても、一つの変更だけを原因と断定しません。

店舗成果まで一本の線でつなぐ

月次では「プロフィール表示→通話またはWebクリック→予約・来店」の順に並べます。通話の予約化率を出すなら、Googleの通話ボタン数を分母にせず、実際に受電して用件を確認できた件数を使うと業務改善へつながります。

Webサイトはアクセス解析、通話は受付記録、来店は予約台帳やPOSを使います。異なる数字を無理に一つへ合算せず、どこまで計測できているかも書きます。ほかの指標との関係はパフォーマンス指標の読み方、定例報告の形はMEO月次レポートの作り方で確認できます。