GoogleビジネスプロフィールのWebサイトリンク|UTMで流入を確認する
Googleビジネスプロフィールから店舗サイトへのリンクを正しく設定し、UTMパラメータでGoogleアナリティクスの流入を確認する方法を解説します。
複数店舗を運営しているなら、GoogleビジネスプロフィールのWebサイトリンクは企業トップではなく、検索された店舗のページへつなぎます。ユーザーがもう一度店舗を探す手間をなくし、流入元を計測できるURLにしておくと、Googleマップ検索の後の動きまで追えます。
Googleは、プロフィールのWebサイト欄へ「http://」または「https://」を含む完全なURLを入力し、ページ内容を読み取る巡回プログラム(Googlebot)をブロックしないよう案内しています。アクセス制限の有無が分からない場合は、サイト管理者へ確認してください。業種によっては、Webサイトとは別に予約やオンライン注文のリンクも追加できます。
ビジネスプロフィールのWebサイトを編集する(Google公式)
リンク先は、その店舗の情報が一画面で分かるページにする
新宿店のプロフィールから全20店舗の一覧へ移動すると、ユーザーは新宿店を探し直します。リンク先には少なくとも、店名、住所、営業時間、電話番号、予約導線を掲載します。プロフィールと表記が一致しているかも確認してください。
予約が主目的なら、予約ボタンには新宿店が選択された予約ページを設定します。リンクを保存した後は、ログインしていないスマートフォンから実際に開き、別店舗や404ページへ着かないかを確かめます。
Googleのガイドラインでも、実際の店舗とは異なる場所や、実際のビジネスサイトとは異なるランディングページへユーザーを転送するURLは指定できません。
UTMを付けると、プロフィール経由の訪問を分けて見られる
リンク先URLの末尾に、流入元を示す文字列を付ける方法があります。これをUTMパラメータと呼びます。Googleアナリティクスでは、UTM付きリンクがクリックされると、その値をトラフィック獲得レポートで確認できます。
店舗サイトが https://example.jp/shinjuku の場合、社内ルールの一例は次の形です。
https://example.jp/shinjuku?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=gbp
utm_source は流入元、utm_medium は経路の種類、utm_campaign は取り組みの名前です。値は大文字と小文字が区別されるため、google と Google が混ざるとレポートでも別項目になります。全店舗で表記表を一つ作り、担当者ごとの揺れを防ぎます。
UTMパラメータでキャンペーンデータを収集する(Google公式)
店舗別に変える値は、先に決めておく
10店舗へ設定する場合、キャンペーン名を gbp_shinjuku、gbp_shibuya と分ける方法もあれば、店舗ページのパスで店舗を区別し、キャンペーン名は全店で gbp にそろえる方法もあります。どちらが正解という話ではありません。月次レポートで何を比べたいかに合わせ、設定表へ残します。
短縮URLや予約システムを挟む場合は、UTMが最後のページまで保持されるかテストします。ブラウザでリンクを開き、遷移後のURLとGoogleアナリティクスのリアルタイム表示を確認すると取りこぼしに気づけます。
クリック数を、そのまま予約数と呼ばない
プロフィールのWebサイトクリックと、Googleアナリティクスのセッションは計測方法が異なります。さらに、サイトを訪れた人が電話予約したり、後日店名で検索し直したりすることもあります。二つの数値が一致しなくても、直ちに設定ミスとは言えません。
見るべき流れは、プロフィールのクリック、店舗ページの閲覧、予約完了や電話、来店実績です。UTMはこの途中を見やすくする印であり、来店を証明するものではありません。予約台帳やPOSと合わせて、どこで離脱が起きているかを判断します。
Googleマップ検索の成果を順位だけで見ない考え方は、MEOの基本と効果測定でも整理しています。