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Googleマップの検索順位の調べ方|場所で変わる順位を正しく測る

Googleマップの順位を、検索語句・地点・日時・端末の条件をそろえて調べる方法を解説。手動計測と順位チェックツールの使い分けも分かります。

Googleマップの検索順位を調べるとき、自分のスマートフォンで1回検索した結果だけを記録しても、前月との比較には使えません。ローカル検索の結果は、検索した場所によって変わるからです。ログアウトやシークレットモードを使っても検索地点は変わらず、この差が残ります。

順位を継続して見るなら、検索語句、地点、日時、端末の4条件を決めます。1位か3位かを追う前に、同じ条件で比べられる計測表を作ることが先です。

Googleマップの順位は検索地点で変わる

Googleは、ローカル検索結果を主に「関連性」「距離」「知名度」の組み合わせで決めると説明しています。距離は、検索語句で場所が指定されていればその場所から、指定されていなければ検索した人の現在地に関する情報から計算されます。

Googleのローカル検索結果のランキングについて(Google公式)

たとえば同じ「歯医者」という検索でも、駅の北口、南口、隣の住宅地では近い医院が異なります。駅前で2位だった店舗が、2km離れた地点でも2位とは限りません。一地点の結果を「地域全体で2位」と表現すると、実態より広く見せることになります。

順位を決める3要素と店舗側で改善できる範囲は、Googleマップ検索の順位は何で決まる?で整理しています。

手動で順位を調べる5ステップ

まずは、費用をかけずに一つの検索語句を計測します。

  1. 顧客が使う検索語句を一つ決める
  2. 計測地点を住所や目印で記録する
  3. 同じ端末と検索方法でGoogleマップを開く
  4. 広告と通常の検索結果を分けて、自店の位置を数える
  5. 計測日時、順位、表示の有無を表へ残す

検索語句は「地域名+業種」だけに限定しません。「新宿 居酒屋 個室」「中野 日曜 歯医者」のように、来店前の条件まで含む語句も候補です。どの語句が実際にプロフィールの表示につながったかは、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスにある検索語句で確認できます。

ビジネスプロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する(Google公式)

ただし、パフォーマンス画面は検索語句や閲覧、操作を確認する機能であり、地点別の検索順位を示す画面ではありません。検索語句を選ぶ材料と、順位を記録する表は分けます。

計測条件は4項目を固定する

最低限、次の項目を記録します。

条件記録例そろえる理由
検索語句新宿 居酒屋 個室語句ごとに関連性と競合が変わる
地点新宿駅東口、店舗前、1km東検索地点から店舗までの距離が変わる
日時毎月第1月曜の10時営業状況や検索結果の変化を分けやすい
環境スマートフォン、Googleマップ表示形式の違いを混ぜない

ログイン状態や閲覧履歴の影響を減らすためにシークレットモードを使う方法はあります。ただし、これだけで完全に中立な結果は再現できません。端末の位置情報、IPアドレスから推定される地域、検索時点など、結果が変わる条件は残ります。目的は「自社の比較条件を毎回そろえる」ことです。

地域全体を見るなら複数地点を決める

商圏の広がりを見たい場合は、店舗を中心に複数の計測地点を置きます。飲食店なら駅の出口や主要な交差点、訪問サービスなら対象地域の中心部など、顧客が検索しそうな場所を選びます。

最初から細かい格子を大量に作る必要はありません。まずは次の5地点で十分です。

  • 店舗の所在地
  • 最寄り駅や主要な目印
  • 店舗から東西南北へ一定距離の4地点

商圏が駅の片側に偏る場合は、東西南北より、駅の出口、住宅地、商業地など実際の導線を優先します。地点ごとの順位を色分けすると分かりやすくなりますが、平均順位へ集約すると「駅前では見えるが住宅地では見えない」といった差が消えます。元の地点別データも残してください。

無料MEO診断は順位を保証するサービスではありません。プロフィールの基本情報や来店前情報に不足がないかを整理します。計測を始める前に、店名、カテゴリ、住所、営業時間などの土台を確認したい場合に利用してください。

手動計測と順位チェックツールを使い分ける

1店舗で語句と地点が少ないうちは、表計算ソフトへの手動記録でも運用できます。毎回の条件を意識できるため、計測設計を固める段階にも向いています。

次の状態になったら、地点別の順位チェックツールを検討します。

  • 複数店舗を同じ条件で比較したい
  • 5地点以上を定期的に追いたい
  • 10語以上の検索語句を見たい
  • 手作業では担当者ごとに計測条件が変わる
  • 順位履歴を施策日と重ねたい

ツールを選ぶときは、指定できる地点の細かさ、Googleマップと通常検索の区別、計測頻度、過去データの出力方法を確認します。表示された順位の正しさだけでなく、解約後に履歴を保存できるかも比較項目です。

順位は毎日動いても、毎日施策を変えない

順位は競合店舗の情報、検索地点、Google側の変更などでも動きます。1日下がっただけでカテゴリや説明文を変えると、どの変更が影響したか分からなくなります。

日々の運用では情報の誤りや臨時休業をすぐ直し、順位の評価は週次または月次で行います。変更日、変更内容、地点別順位を残し、プロフィールの閲覧、ルート検索、通話、Webサイトクリックも同じ期間で見ます。

順位が上がっても予約や来店が増えるとは限りません。反対に順位が変わらなくても、入口写真や予約導線の改善で行動が増えることはあります。MEO月次レポートの作り方を使い、露出、行動、店舗成果の順に確認してください。

測った順位を、店舗成果と並べる

Googleマップの順位を調べるときは、検索語句、地点、日時、端末を固定します。地域全体を見たいなら複数地点を置き、平均と地点ごとの結果を両方残します。

順位は、店舗集客の途中にある指標です。計測表へルート検索、通話、予約、来店も並べると、上位表示だけを目的にせず、次に直すべき情報や導線を選べます。